不妊の悩みで消耗しないための心のコントロール術

メンタルケア

こんにちは。不妊・流産・不育症経験者の やまだ ひまわりと申します。

わたしのブログでは、望まぬ現実(不妊・流産・不育症…)に直面したときに、いかに心おだやかに過ごすかを実体験をもとに書いています。

今回のテーマは、心のエネルギーの使い方というおはなしです。

妊活や不妊治療をしていると、心に悩みや心配ごとを抱えてしまうことがよくあります。

そんな「悩みや心配ごとを抱えてしまう心」にうまく対処する、ひとつの方法を考えてみました。

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いつも悩んでしまうのは、なぜ?

わたしは、不妊治療の結果が出なくて授かれない日々を送っていたとき、心のなかに闇を抱えているような感覚で生活していました。

楽しいことがあっても、心から楽しめない。

ふと我に返った時に、「なんで授からないんだろう」という考えが頭をよぎってしまう。

でも一方で、くよくよ悩んだり心配ばかりしていたって事態はよくならないことも頭では理解していました。

それでも悩んでしまう…。どうして、分かっているのにやめられないのか…?

その理由を、わたしはこんなふうに考えてみました。

わたしがどれだけ悩んでも、心は減ったりなくなったりしないから

もう少し丁寧に説明してみます。

目に見えるモノは、使うと目の前からなくなってしまうので、どれくらい使ったか分かるし、「大切に使おう」「無駄使いしないでおこう」と気にすることができます。

一方、自分の心はどれだけ使ったか目に見えません。なくなることもありません。

だから、わたしたちは心の使い方に無頓着で、うとい場合があります。

悩むことでもエネルギーを使っている

でも、何かを考えること(思考)も、エネルギーを使っていると思うと、ちょっと見え方が変わってきます。

答えの出ないことで悩んでいる間にも、このエネルギーを使っていて、使ったぶんだけエネルギーが減ってしまいます。

もし、ずっとずっと「なんで妊娠できないんだろう…。わたしの未来はどうなるんだろう…」と悩み続けていたら、それだけで心のエネルギーは空っぽになってしまいます。

それは少し、もったいないです。

せっかくなら、もっといいモノにエネルギーを使いたいですよね。

心のガソリンをどう使う?

「心がすり減る」という表現はありますが、実際に心が減ってなくなってしまうことはありません。

だから普段、心をどれくらい使ったか?という考え方をすることありません。

でも、たとえば「心もガソリンで動いている」と考えてみるとどうでしょうか?

悩む心、不安な心、不足の心…。思えば思うほど心のガソリンを消耗するのだとしたら…?

ガソリン、無駄使いしたくなくなります。

もっと有効に使いたくなります。

毎朝、心のガソリンを満タンに

朝起きたら、心のガソリンが満タンになっている状態をイメージしてみてはどうでしょうか?

心のガソリンは、わたしたちが思ったり感じたりする 心のエネルギーを生み出すためのものです。

今日一日を、このガソリンを使って生活するとしたら、大切なエネルギーを何に使うと幸せになれるでしょうか?気持ちよく過ごせるでしょうか?

心の運転もエコドライブで悩みすぎにブレーキを!

せっかくなら、楽しい気分、うれしい気分、幸せな気分を味わうためのエネルギーとして使いたいものです。

環境にやさしい車の走り方をエコドライブといいますが、ならば心の運転もエコドライブで、心にやさしい運転を。

いつの間にか、心が悩みや心配事、辛さでいっぱいになっていたら、いったんブレーキを踏みましょう。

あとは、自分の行きたい方向(味わいたい気分)に向かってハンドルを切るだけです。

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