不育症は「検査」が安心とストレス軽減につながる~人事を尽くして天命を待て!~

不育症

こんにちは。不妊・流産・不育症経験者の やまだ ひまわりと申します。

わたしのブログでは、望まぬ現実(不妊・流産…)に直面したときに、いかに心おだやかに過ごすかを実体験をもとに書いています。

今回は、不育症の不安やストレスがどこから来ているのか…?というおはなしです。

謎に流産を繰り返し精神的にも辛い不育症ですが、「結局、何で安心できたかな?」と振り返ると、きちんと検査・診断・治療のステップを踏むということでした。

そんなの当たり前…と思われるかもしれません。

何が言いたいかというと、「流産が続くのはわたしのせい…?」と悩むくらいなら、ためらわず検査を受けてしまった方がストレスが少ないですよ、と言ったことを伝えられたらな…と思っていま書いています。

よろしければ最後までお付き合いくださいm(__)m

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自分に起きている出来事の説明がつかないと人は不安になる

はじめて流産したときは、とにかくショックでした。

でも、それが二度、三度続くと、ショックというより混乱しました。

「一体何がいけなかったのか…?」

「わたしの体の中で何が起こっているのか…?」

自分の身に起こっていることなのに理解に苦しみました。

もし誰かに「それは祟りです」と壺を売られたら買っていたかもしれません…。

自分に起きている出来事の説明がつかない状態は、とても不安でストレスでした。

不育症の検査を受けたらスッキリした

藁をもすがる思いで不育症の権威といわれる先生のところへ行きました。

子宮の形、子宮動脈の血流は異常なし。
血液検査で、ひとつだけ「これかもしれないね」というグレーな数値がみつかりました。

これまでの流産の理由が推察できたのでした。

病院を出たときはスッキリした気分でした。

なんというか、いままでひとりで抱えていた流産体験から少し距離を置いて、客観的に見れるようになったような感覚でした。

たぶん、自分がやらないといけないこと(治療)が、ハッキリしたんだと思います。

原因が分かると人は落ち着ける

わたしは、不妊治療も不育症の治療も両方受けましたが、不妊の場合、治療そのものがストレスになり不安の根源みたいなところがあるのですが、不育症は少し事情が違いました。

  1. 検査をして
  2. 原因を推測し
  3. それに対処する

このシンプルな3ステップが、心の平穏に直結します。

考えてみれば妊娠は謎だらけ。

ただでさえ謎が多い出来事に、さらに「一度授かった命を失ってしまう」という喪失体験が加わることは、想像をはるかに越えてストレスでした。

しかも自分の頭の中でグルグル考えてしまう。考えて答えが見つかるわけではないのに。

でも、きちんと検査して原因を探り、エビデンスに基づいた診断を受けることで、「なんでなんで…?」というストレスはかなり軽減されたように思います。

原因不明という闇

一方で、不育症の世界も原因が分からないことは結構な割合で起こります。

検査をしても約6割の方は明らかな異常が判らないという報告もあります(フイク-ラボ「不育症のリスク因子」)。

原因不明だったときの受け止め方は、難しいですね。

検査の結果、異常がなかった部分に目を向けて、「この部分には異常がなかった。だから、わたしにも可能性がある」と、検査を受けたことで前を向けるとよいですが、「原因がいのにないのになぜ?」と自問自答に陥ると辛いです。

医学的な部分で原因が分からないと、「あのとき無理をしたから…」とほかの部分に原因を見つけようとしたり、精神的面に原因を探したりしてしまいがちで、それがさらにストレスになることもあります。

不育症研究の第一人者である杉ウイメンズクリニック 杉先生の著書『不育症学級』に、そのあたりのことを分かりやすく書かれた一文があり、とても納得しました。

流産を繰り返すというシンクロニシティを経験して外来を受診された皆さんの多くは、医師が明らかな原因を提示するとほっとしますが、原因がないと不安に思います。
~中略~
そして、原因がはっきりしなかった場合、あるいは原因がないという医師の説明に納得がいかなかった場合、自分なりにいろいろな原因を探い求めます。あのとき無理をしたのがいけなかったのかもしれない、あんなものを食べなければよかったなど、過去にさかのぼって後から原因をいろいろ考えます。自分を納得させる原因があったほうが安心するからです。

『不育症学級』 杉俊隆(金原出版)

『不育症学級』は、不育症についてかなり専門的に書かれていて難しい部分もありますが、悩むより読んだ方が気持ちがスッキリするかもしれません(わたしがそうでした)。これから診療を受けるにしても、検査や治療への理解が深まります。

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人事を尽くして天命を待て

不育症クリニック最後の診察の日、こんなカードを戴きました。

わたしは不育症の治療をはじめてからも2回の流産を経験したので、決して治療がスムーズに進んだわけではありませんでしたが、流産の度に振り返りをして、次の治療にトライすることができました。

「なぜ?また流産?」という不安とストレスは、治療法を変えることで乗り越えられました。

ここに来るまで諦めなくてよかった…!としみじみ思いました。

***

不育症の検査は安いものではありませんし、検査や治療を受けられる病院が近くになくて県外まで出向かなければならないケースもあると思います。

それでも、子どもを諦めないのであれば、しっかり検査を受けて、出来る治療があるのかどうかを知るステップを踏むことがストレスを減らすためには必要だと思っています。

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