こんにちは。不妊・流産・不育症経験者の やまだ ひまわりと申します。
わたしのブログでは、望まぬ現実(不妊・流産・不育症…)に直面したときに、いかに心おだやかに過ごすかを実体験をもとに書いています。
さて、前回の記事では、「妊娠のことばかり考えて、脳内円グラフが『妊活100%』になっていませんか?そんなときは、脳内円グラフのリバランスをしてみましょう!」というお話を書きました。(⇒あなたの脳内円グラフ「妊活100%」になっていませんか?~不妊治療が辛いとき、心をメンテナンスする方法~)
リバランスとは、“妊活している自分”以外の、さまざまな自分の一面を思い出して気分転換するというこです。
でも、「その気分転換がなかなかできないから辛いんだ」、「気が付いたらいつも妊活のこと考えてしまってる…」ということも多いものです。
今回は、わたしがなかなか気分を変えられないときに行った簡単な心のガス抜き法をまとめてみました。
何のことは無い、「ひとり言を言ってみる」ということです。
よろしければ最後までお付き合いくださいm_ _m
ブツブツ言ってみたら、心がスッキリした!
最近、ある事で悩んでモヤモヤしていたわたしは、気分を変えるために散歩に出かけました。
プラプラしながら、なんとなーく「あ~あ、なんで上手くいかないのかな~!」と結構大きい声で言ってみました(もちろん誰もいないところで)。
そしたら、なんだか気持ちがスッキリ!
(もっと言ってみよう!)
「なんでだろーなー」
「やり方がまずいのかな~」
「上手くいく人はいーよなー!」
そしたら、もっとスッキリ!
これはいいかもしれない!と思いました。
思いは吐き出さないと、重たくなる
「言霊(ことだま)」という表現があります。
「言葉は生きていて、言った通りになるから発言には気を付けなさい」というものです。
わたしは母にそんな風に育てられたので、ネガティブなことを口にしたり、弱音を吐いたりすることに抵抗がありました。言うと、ますますネガティブを引き寄せてしまうのでは…と。
でも、「口にしないから思っていないのか」というと違います。
口にしないけど、心のなかでは思っているので、感情はどこに溜まっていくかというと、心の中。
わたしが思い詰めやすいのは、そんな育ち方が影響しているのかも!と今更思いました。
「ひとり言」にはうれしい効果もある
「ひとり言を言う人って怖い!」「あの人ブツブツ言ってるけど大丈夫?」みたいなイメージもありますが、実はひとり言にもメリットがあるのをご存じですか?
心理学が盛んなドイツの研究によると、ひとり言にはこんな効果があると言われているそうです。
- ひとり言には緊張をほぐす効果がある
- 自分の声を聴くことで心が安定する
- ひとり言を言うことで憂鬱な気分が解消され、心のバランスが回復する
- 睡眠の質を改善することができる
「ひとり言」を言うなら、ネガティブのまま終わらせない
「ひり言が多いのは慢性的なストレスがあるから」といわれることもありますが、ここでやろうとしていることは、あえて、わざとひとり言を言って、心のバランスを取り戻すことです。
わたしは自分のネガティブな感情や鬱屈した気持ちを自分の外に排出するようなイメージでブツブツ言ってみました。
歩きながら、自分の後ろに言葉を置いていくような感じ。
でも最後は、ちょっと前向きな言葉で締めくくりました。
「まーいっか」
「なんとかなるよ」
「それもいいんじゃない?」
無理のない範囲で。
不妊治療中は、ひとりになる時間が増える傾向に
妊活や不妊治療中って、ひとりになる時間が増える傾向にあるように思うのです。
たとえば、不妊治療に専念するために仕事をやめた場合などは特に。
わたしも不妊治療を優先して定職につかなかった時期があり、気が付いたら1週間くらい、旦那さんと病院の人以外、誰とも話してないという時期がありました。
あとは、子連れ家族を見かける度に「いいなぁ…」と思ってしまい、気分的にひとりボッチになってしまうとか。
でも、辛いときにひとりの時間が長すぎたり、気分が孤独だったりするとどんどん深みにはまっていきかねません。
話す相手を探すより、ひとり言のほうがいい場合も
だれか話し相手を見つけるということもできます。
でも、話せそうな相手が見つからなかったり、そもそも人に話す気になれなかったり、あるいは身近な人だからこそ、弱音を吐くのに抵抗があるという場合も。
だったらひとり言でもいいと思います。
注意点することはただひとつ、周りに人がいないときにやることです(^^)
最後までお付き合いありがとうございました。
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