【不育症妊婦あるある】出産は、楽しみだけどプレッシャー~不育症を経験した妊婦のきもち~

不育症

こんにちは。不妊・流産・不育症経験者の やまだ ひまわりと申します。

今回は、不育症妊婦さんの周囲にいる方…特に家族、親族など近い距離の方に知ってほしい、不育症妊婦のきもちを書きたいと思います。

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不育症妊婦は、妊娠中も不安

とにかく、自分が流産・死産をした時期を過ぎるまでの不安はとても大きいです。

その時期を過ぎれば少しはホッとできるものですが、わたしの場合、過去5回の流産を繰り返しているうちに、いろいろな悪い可能性を考えるクセがついてしまいました。

いつ出血するか分からない不安で、歩くのさえ怖い時期もありました。

妊娠したいのに、妊娠したら不安という真逆の感情が常にありました。

妊娠後期になり、だんだん胎動が大きくなってきて、お腹の上からでも胎児の生命力を感じられるようになると、やっと不安は小さくなっていきました。

それでも、出産までは何があるか分からないと自分に言い聞かせていたところもあります。

それだけ、失うことが怖かったのだと思います。

【関連記事】⇒不育症妊婦の不安はいつ消える?不安とどう付き合う?

不育症妊婦は、ささいなことがプレッシャーになる

父の言動がストレスに…

良くも悪くも、“妊娠=出産ではない”ことを身をもって体感しているのが不育症妊婦です。

時に、周囲の期待が重荷、プレッシャーになることも…。

わたしは里帰り出産をしましたが、実家の父との間に気持ちの温度差がありストレスになりました。

「オムツは買ったのか?」
「洋服は足りているのか?」
「入院の準備はできているのか?」

普段無口な父が、もう口うるさくて…(歳のせいもあるけど)

無事に生まれるまで、そっとしておいて…

こちらは“1日2回の自己注射をしながら陣痛が来る日を待つ”というはじめての体験で不安を抱えている。「最後まで何があるか分からない」とも思っている。「また流産する可能性もあるのだ」という覚悟をもって今回の妊娠に臨んでいる。

だから、そっとしておいてほしかったのです。

でもまぁ、不器用な父なりに心配してくれていることも分かったので、「ハイハイ」と聞き流していました。(言われなくても最低限の準備はちゃんとしていたけど、自分のことだし)

空っぽのベビーベッドが、ワクワクよりもプレッシャーに…

ただ、父がわたしの部屋に、ベビーベッドを運ぼうとしていたので、母に止めてもらいました。

わたしにとって、毎晩、空っぽのベビーベッドを眺めながら寝るのは、楽しみよりもプレッシャーだったのです。

生まれる前に赤ちゃんを迎え入れる準備をするのは当たり前だし、普通なら、ベビー用品を眺めて楽しみな気持ちになるものです。でも、そんな心の余裕はなく…。

赤ちゃんのお世話グッズは、できる限り無事に生まれてから準備をしたいと思っていたわたしでした。

ベビーベッドは、出産後、わたしの入院中に組み立ててくれていました。

不育症妊婦は、妊娠報告が遅れがち

できることならすべての方へ、無事に出産してから報告したかったです。

「妊娠を知らせたい!」という気持ちは、驚くほど起きませんでした(笑)
長男のときは、もっと報告できることが嬉しかったと思うのですが…。

やはり、過去に妊娠報告のあとに流産報告もしなければならなかったことが、心にブレーキをかけていました。もう、そんな悲しい報告はしたくない…。

そうはいっても、不育症だったからこそ、妊娠初期の不安定な時期を乗り越えるため、職場には早めに報告しました。

それ以外のシーンでは、体形が隠せなくなるまで、できるだけお腹が目立たない服を着て、気づかれないように過ごしていました。

主人の両親には、里帰り出産の時期が具体的になるまで伏せておきました。

【関連記事】⇒【不育症の妊婦生活】妊娠報告はいつ頃した?

出産は家族にとっても一大事。でも妊婦のきもちを置いてけぼりにしないで

不育症を経験してから、生まれてくる奇跡も知った一方、無事に生まれるまで何がある分からないという恐怖も味わいました。

おかげさまで不育症治療を受けながら生まれた次男は元気に成長しており、そのことは感謝以外の何ものでもありません。

そして不育症の経験は、わたしの子育て中のメンタルを支えてくれているので、いまは意味のある経験だったと思えるまでに、自分のなかで受け入れられています。

でも一方で、妊娠を知った周りは常に楽しそうで、生まれる前提で語られ、すべてが準備されていきました。

そのことで、周囲の人間と自分の気持ちとの間に、温度差を感じることも。

わたしの方が、素直に物事を見れなくなっていたのかもしれません。

みんなが不育症妊婦側のきもちに合わせてほしいとは思いません。

ただ、不育症経験者ならではの独特のきもちがあることを知ってほしい。

妊娠本人が置いてけぼりならないよう周囲の配慮があると、大変な臨月のストレスを多少なりとも減らせると思います。

それは、不育症であるなしに関わらず、すべてのプレママが感じることかもしれません。

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参考

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