【不育症の妊婦生活】不安はいつ消える?不安とどう付き合う?

不育症
Photo by かいくう(photoAC)

不育症ママにとって、妊娠中は不安の連続。

不安な気持ちはいつ頃消えるものなのか…。

わたしがヘパリン自己注射を打ちながら出産できた時の、妊娠中の心の変化を振り返ってみました。

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【妊娠初期】1週間が、とにかく長い

流産経験者でなくてもそうかもしれませんが、妊娠初期の1週間は本当に長いです。

不安を消そうと思っても、それがいちばん難しい。

だからわたしは、不安と共に過ごすことに決めました。

無理せず「不安だよね、そうだよね」と不安な自分の心理状況を認めてあげるようにしていました。

そして、「不安」より「感謝」を増やしていければいいなと。

これは、不妊治療中も、ずっと心がけてきたことです。

私にとっての感謝は、

  • 5回流産したのに、またチャンスをもらえたこと
  • 不育症のために通える病院があること
  • ヘパリン注射という心強い存在があること
  • 仕事をペースダウンできていること
  • 安心して仕事を任せられる同僚がいること

不安を打ち消すくらい、感謝で心を満たそうとしました。

【妊娠3か月】つわりに感謝

わたしの流産は、ほとんどが3か月目。

だから、この1ヶ月がいちばん緊張していたかもしれません。

まず、いちばん大切なのは無理をしないこと。

そう思うと、辛いつわりにも意味があるのだと思えてきます。

つわりがないと、仕事も子育ても手抜きできません。

「無理してはだめな時期」と言われても、体に自覚症状がないのに何もしないのは難しいのが主婦。

つわりは体からの声。

赤ちゃんからのサイン。

そう思って、それに従う。

つわりに感謝した妊娠3か月目。

【不妊クリニック卒業】産んでも幸せ、産まなくても幸せ

妊娠3か月の終わり。

長男出産の時以来、6年ぶりの不妊クリニック卒業。

ずっと、妊娠しても初期流産で不妊クリニックを卒業できなかった。

ここに通いはじめてもう9年目。

患者のなかではかなり古株に。

看護師さんが「よかったね~」としみじみ言ってくれたので、思わずじんときてしまいました。

この日を迎えられだけで、もう感無量。

「どうせ今回もダメなんでしょ…」というなげやりな気持ちも少しあったけど、頑張ってよかった。

でも、不妊治療と不育症治療を繰り返して、大変だったことは確かで。

同じこと、もう1回は、もう無理かな。

出産の日を迎えられても、迎えられなくても、もうやりきった、これで十分。

子どもが産まれたら幸せで、産まれなかったら幸せにはなれない?

いや、違うはず。

「産んでも幸せ、産まなくても幸せ」

そう納得するためには、やはりいま、幸せでないといけない。

子どもがいるかいないかは、幸せの形が違うだけなんだ。

この先の妊婦生活で、なにが起こるかはわかりません。

だから、このことを自分に言い聞かせよう!と思いました。

【母子手帳】あぁ、本当に妊娠したんだ

「母子手帳」をもらう。

いままで、「ほんとに授かったのかな」と、どこか実感が沸かないところがあった。

でも、母子手帳を手に取って、やっと「授かったんだ」と思った。

夢のようで、奇跡のようで、まだ不思議。

この時ばかりは、不安は吹き飛んだ。

【妊婦検診開始】やっと人並みに

妊娠4か月。妊婦検診がはじまる。

かかりつけ医と不育症病院と、毎週どちらかには通っていたけど、やっと月1回に落ち着いた。

あぁ、、、やっと人並みの生活ができるのだなぁ、ということに感謝。

となると、早く安定期に入りたい。

でも、、わたしには安定期などないかもしれない。

正規産の週数になるまで安心できない。

いかんいかん!

先を案じているより、いまのこの有難い状況を味わっておいた方が、きっと次の幸せが自然にやって来るよと、自分に言い聞かせる妊娠4か月目。

【妊娠6か月】「無事に生めるかも?」とやっと思えた

ずっと、「無事に出産できる」と思うことを、ためらっていました。

なぜかというと、もし、途中で流産や死産になったとき、余計にショックが大きくなりそうだったから。

だから、出産準備も赤ちゃんの名前も、まだ手をつけていませんでした。

でも妊娠6か月に入って、やっと「産めると思っていいのかな?」「出産準備を、はじめてもいいのかな?」と少しずつ思えるようになっていきました。

【流産卒業記念】やっと次のステージへ

流産といわれる時期を過ぎ、22週に突入。

21週と22週の境目で、何かが大きく変わるわけではないけれど、だんだんと赤ちゃんと出会える可能性が高くなっていくことが単純にうれしい。

ずっと「流産」という言葉の恐怖にもおびえていたから、肩の荷がひとつ下りたようなホッとした気分。

【妊娠8か月】不安な日々に、胎動は安らぎの瞬間

妊娠30週。

「長男の時は、こんなに強かったっけ?」と思うくらいよく動いた次男。

胃が圧迫さらてウッとなるから気持ち悪いけど、安らげます。

こんな日がくるなんて…。

いままで出来るだけ妊娠を人に告げないようにしてきたけど、やっと報告できるようになったのがこのくらいの時期(お腹もできるだけ目立たないよう、ふんわりした服で過ごしてきたけど、さすがに隠しきれず…)。

30週という節目に感謝。

次の目標は32週。

毎回、目標を立てるのはやめようと思うのだけど、やっぱり目標を立ててしまいます。

まとめ1:流産した週数を過ぎても、不安は順番にやってきた

「自分が流産した週数を過ぎれば、不安が消えるかな?」と思っていました。

でも、そうではありませんでした。

流産に対する不安は、お腹が大きくなる毎に和らいだのは事実。

でも、同時に別の不安も生じました。

生まれてくる子に障害はないだろうか…?

42歳で無事に産めるだろうか…?

不安には終わりがありませんでした。

本当はもっとおおらかに構えていればいいのに。

でも、過去の流産がやっぱりトラウマにはなっていて、いろいろなことに過敏にならざるを得ませんでした。

まとめ2: 胎動を感じて、不安も丸ごと受け止めようと覚悟ができた

では、いつ不安が消えたかというと…。

陣痛が来た時でした。

つまりそれは、陣痛で不安どころではなくなったということで…。

結局、最後まで不安からは逃れられませんでした。

でも、ある時期から、覚悟が不安を上回りました。

覚悟とは、

「何が起こっても受け入れよう。お腹の赤ちゃんを全力で守ろう」

という母親としての覚悟。

そんな覚悟ができたのは、胎動を感じるようになってからです。

「わたしが心配しようがしまいが、この子は一生懸命生きている」

先の不安を数え上げれば、まだまだ山ほどあります。

でも、そんなことを、わたしのちっぽけな脳みそでいくら考えても、何にもならない。

そんなもの及ばないところせ世界は回っているんだから。

だったら悩まず考えず、どんなことも受け止めよう。

親になるって、そういうことなんだ。

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