【不育症の妊婦生活】つわりって実はありがたい~1年前の流産を振り返って~

不育症
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つわりの有無は妊娠ごとに違う

流産も含めると7回妊娠していますが、次男を出産したとき(7回目)が、いちばんつわりがきつかったです。

1日中気持ち悪いのは、この時がはじめて。

朝がいちばんマシで、夕方に近づくにつれて吐き気がひどくなりました。

長男のときは、ご飯の炊けるにおいが嫌だったくらいで何でも食べられたけど、今回は白米が食べられない。

社員食堂で食べるのは麺ばかり。

4か月半ばになっても一向によくなる気配がなく、嘔吐していました。

つわりは辛い。でも有難い

つわりは早く終わってほしかったけど、「これも体を守る母体のしくみなのかな」と思いました。

妊娠初期は、体の中ではすごい変化が起こっているけど、まだお腹は小さいし、本人にはあまり自覚がありません。

だから、いくらでも動けてしまう。

つわりがなければ、わたしは確実に動きすぎていたと思います。

つわりは赤ちゃんからママへのサイン

つわりを感じながら、1年前のことを思い出していました。

ちょうど1年前も、わたしは妊婦でした。

順調だった8週目に突然の出血。

絨毛膜下血腫になり、そこから1週間と少しで流産。

あれから1年たったんだなぁ。

あの時は、つわりがほとんどなかったから、本当はもっと慎重になってもよかったのに、頑張って働いていました。

つわりがないことと流産との間に関係があったのかは分からないけど、仮につわりがひどかったら、動きたくても動なかったはず。もっとのんびりできていたはず…。

つわりは、赤ちゃんからママへの、「いまはゆっくり休んで!」のサインなんだと思いました。

不育症ママにとって、つわりは安心材料

さらに不育症だと、つわりがあるほうが断然安心できます。

つわりは辛いけど、いつも流産の不安のほうが上だったから。

つわりがあるからこそ、「妊娠が継続できているんだ!」と思える。

つわりの辛さが和らぐわけではないけど、辛い気持ちより感謝の気持ちが上回る妊娠4か月目でした。

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