【不育症妊婦】「どどめておく力」は誰にでも宿っている

不育症

ヘパリン自己注射を打ちながらお腹の中で育った次男は、臨月になっても一向に生まれてくる気配もなく、予定日から1週間超過の41週、3600グラムで生まれました。

新生児訪問で保健師さんにそのことを話したら、「不育症だったのに、ずいぶん大きくうまれたのね!」と驚かれました。

イメージなのか、実際にそういう傾向があるのか、医学的な根拠はわかりませんが、「不育児=小さく生まれる」イメージを持たれていたようです。

わたし自身、予定日超過には驚きました。

過去に5回流産したときは、どんなに気を付けて生活しても絨毛膜下血腫から出血を起こし、赤ちゃんは育つことができませんでした。

妊娠できる喜びとは裏腹に、いつ子宮から剥がれ落ちてしまうか分からない恐怖を度々味わってきました。

ヘパリン注射のおかげか、胎児の生命力なのか、体の中で起こっていることは、本当のところ謎だらけで分かりません。

でも、とどめておく力というものを感じて、体がもっている力の不思議さや妊娠という出来事の神秘さを感じました。

やっぱり体の力はすごい、人の考えの及ばない域なんだ。

きっと、誰にでもその力があるんだと思います。

いろいろな疾患でそれを発揮できなくなっていることもあるかもしれないけど、それを信じる勇気と希望はもっていいんだ!と思っています。

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