ヘパリン自己注射に慣れてきたら、気を付けたいのが注射の打ち忘れです。
ひとつ前の記事
わたしのヘパリン自己注射打ち忘れ体験
わたしも一度だけ、打ち忘れてドキッとしたことがあります。
気付いた時には夕方の注射時間(18時)より2時間近く経っていて、慌ててすぐに打ちました。
ちなみに、これは自己判断…。
本当は、病院からの指示では、
予定の1時間以内であれば打ってください。
1時間以上経過していたら医療機関にお問い合わせください。
とあったのですが、もう病院やってない時間だし…。
結果、何ともありませんでしたが、他の方に「大丈夫だったよ」と言える話でもなく…。
ほんと、打ち忘れには気を付けないと!という体験談です( ̄□ ̄;)
“いつもと違う”ときは要注意
その日は家に居たし、なんてことのない休日の夜だったのですが…、つい、くつろぎ過ぎてしまいました。
生活パターンが決まっている平日のほうが忘れにくく、朝ゆっくり寝ていられる休日や、食事の時間がずれたりする休日のほうが要注意なのかな…というのが私の感想です。
つわりの時期なんかは、決まった時間に寝起きするのさえ大変なときもありますよね。
でも、わたしの場合、注射を忘れていた理由は、体調の影響というより、油断でした。
いままで流産していた時期を過ぎて、ちょっとホッとしていたかもしれません。
ヘパリン自己注射を打ち忘れたらどうする?
もし打ち忘れたら、かかりつけの病院に問い合わせるのが、いちばん安心です。
そうは言っても、打ち忘れた場合、気付いたタイミングで注射してもよいのか気になるので、予め確認しておくとよいかもしれません。
とりあえずの対応方法が分かれば、打ち忘れに気付いたのが診療時間外であっても落ち着いて対応できると思います。
ただし、次の注射時間をどうするかなどは、診療時間に問い合わせると安心です。
ちなみに、わたしも看護師さんに「もし、打ち忘れたらどうしたらいいですか?」と質問したのですが、「打ち忘れないでください」返事がきて、それ以上聞けなくなってしまいました…(笑)
まぁ、病院側からすれば「忘れてもいいんだ!」と思われても困りますもんね。
ちなみに、同じように打ち忘れた方がどうしているのか気になって検索してみると、
「数回打ち忘れたけど何ともなかった」
「気付いた時に打って、次の注射の時間を調整した」
という方が多かったです(2回分まとめて打つのはNG)。
過剰に不安がる必要はないのかなと思うと同時に、不育症の原因も、注射をいつまで打つかも人それぞれ違うので、遠慮せずに主治医に確認してみることが安心につながると思いました。
ヘパリン自己注射を打ち忘れないための工夫
とはいえ、打ち忘れないための工夫は大切ですよね。
打つ時間を工夫する
まず基本中の基本で、どの時間に設定すれば忘れにくいか、自分の生活パターンに当てはめて考えることからはじまります。
たとえば、
- 朝起きてすぐ(6時)と夕飯前(18時)
- 出勤前(7時)と、帰宅してすぐ(19時)
など。
仕事をしているかどうかなど、生活スタイルによってベストな時間は変わってくると思います。
わたしは、朝の時間は自分次第なので比較的決めやすかったのですが、夕方が困りました。
あまり早くし過ぎると仕事からの帰宅時間と重なるし、遅くすると長男のお風呂の時間と重なるし…。
間を取って、夕方は18時に。その12時間前で、朝は6時にしました。
ちなみに、注射時間を変えたいときは、1時間ずつ打つ時間をずらして調整すればOKと言われました。
もし、最初に決めた時間でうまくいかなければ、そうやって調整することもできます。
家族にも注射時間を気にしてもらう
わたしが2時間近く注射を忘れていたときは、夫が先に「注射打ったの?」と気付いてくれました。
もう一人、注射時間を気にしてくれている人がいると、自分だけで管理するより心強いです。
アラームを使う
自分なりにベストな時間に設定しても、「朝は忘れにくいけど夕方が忘れがち」など、どちらか片方の時間は忘れやすかったりしませんか?
わたしも、朝は起きたらまず最初に注射と決めていたので忘れなかったけど、夕方は、すっかり忘れるまではいかなくても、時間がずれることはよくありました。
だから、スマホのアラームを設定しておけばよかったと反省しています。
常に予備を持ち歩く
これは、不測の事態に備えてですが、職場や外出先には、必ず予備2、3本を持ち歩いていました。
注射を理由に残業はしないと決めていましたが、それでも急な予定で帰れないとか、電車が止まって時間までに家に着かないとか、想定外のことは起こり得ます。
そんなときも慌てなくて済むようにしていました。
まとめ:ヘパリン自己注射は忘れずに!
結局は、自分の体験の教訓からは「注射は忘れないようにしましょう!」としか言えず…。
でも、万が一忘れてしまったからといって、あまり自分を責めたり不安がったりしなくていいと思います(そのストレスのほうが体に悪そう)。
落ち着いて、病院に指示をあおぐようにすることが大切だと思います。
コメント