ヘパリン自己注射のおかげで順調な妊婦生活を送れるようになると、次に気になるのは、
「いつまで注射を続けるのか?」
わたしのケースをまとめました。
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ヘパリン注射をやめる不安
ずっと、新横浜の不育症の病院に通っていました。
里帰り出産のため、32週で転院する必要があったので、いつまで注射を打つかを先生と相談しました。
先生には、「35週でやめてもいいんだけどね」と言われました。
血液凝固異常の傾向はあったものの、半分原因不明の不育症でした。
でも、やめたら流産しないか心配でした。
先生は、はっきり「それは大丈夫」とおっしゃっていました。
最悪、赤ちゃんの成長が止まるだけだそうです(もう十分大きくなっているから大丈夫)。
でも、やっぱりやめたときの不安が大きかったので、安心のために注射は続けることにしました。
里帰りする病院も不育症を扱っていたので、判断は転院先にゆだねることになりました。
(わたしの場合)ヘパリン注射は陣痛が来るまで
転院先の大学病院では、ヘパリン注射は「陣痛が来たらやめる」という方針でした。
陣痛が来てもすぐに生まれるわけではないので、そのタイミングで注射をストップする。
もし、陣痛が空振りだったら、また注射を再開すればOKとのこと。
今度は反対に「そんなギリギリまで打っていて出血は大丈夫なの?」と不安になりましたが、長男のときも陣痛はとーっても長かったので、まぁ平気かな。。と思いました。
結局、予定日超過で計画入院することになったので、最終的に、ヘパリンは分娩前日まで打つという方針になりました。
***
ちなみに、出産後に胎盤が検査されていたようで、「胎盤に血栓は見当たらなかったので、薬が効いていたのだと思います」と教えてもらいました。
過去5回の流産は、5回とも絨毛膜下血腫になり血栓の存在が疑われていたのですが、この妊娠では、血栓を思わせるような出血が全くありませんでした。
わたしの不育症の原因は最後まではっきりしないところがあったけれど、結果ヘパリンに救われて、本当にホッとしました。
ヘパリン注射をいつまで打つかは人によって違う
いろいろな方のケースを見ると、ヘパリンをいつまで打つかは、本当に人それぞれのようです。
- 12週くらいまで
- 20週くらいまで
- 36週くらいまで
- 陣痛が来るまで
入院して注射から点滴に切り替えたという方もいるようです(点滴の方が薬の効果が早く切れるそうです)。
病院の方針や、不育症の原因によって異なるのかな?
ヘパリン注射をやめると、注射のストレスが減る一方、「赤ちゃんは大丈夫かな」と不安になりますよね。
わたしも、注射をやめることには不安しかありませんでした。
主治医の許可が得られれば、少し長めに続けるのも、心の安定のためにはよいのかもしれません。
十分に話をして、納得して終了する時期を決められるといいですね。
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