流産経験があると、いつ妊娠報告をするか迷いますよね。
わたしが職場に妊娠報告した時期などを振り返ってみました。
世間の妊娠報告のタイミングは?
まず、一般的には、どの時期に妊娠報告をするケースが多いのでしょうか?
相手によって報告時期を使い分ける人が多いと思いますが、よくあるタイミングをリストアップしてみると…。
妊娠が分かってすぐ
この時期に報告する相手は、パートナーや母親など、自分のごく身近な相手にとどめる人が多いようです。
心拍が確認できたとき
職場に報告する時期として比較的多いのが、心拍が確認できてから、妊娠3か月までの間。
流産の可能性も徐々に低くなる頃です。
つわりがひどくて報告せざるを得なかったというケースもあるようですが、人によっては体調が不安定な時期。
一緒に働く上司や同僚に報告しておくことで、急な休みにも理解を得やすくなります。
肉体労働が多い職種であれば、仕事内容の調整のために報告するという人も。
また、円満に産休に入るためには、この頃までに報告を済ませておいたほうが、余裕をもって仕事の引き継ぎができるという考え方もあります。
安定期に入ってから
芸能人の妊娠報告はこの時期が多いですよね。
流産の心配がひと段落する時期でもあります。
職場への報告と考えると遅い方ですが、広く友人などへも知らせる時期としては丁度よいかもしれません。
不育症のわたしが妊娠報告をした時期
わたしの場合、流産の不安がかなり強くて、妊娠したことは出来る限り隠しておきたかったです。
しかしながら、妊娠初期から出血のリスクがあり慎重に過ごしたかったので、結局、上司には妊娠が分かってすぐに報告することにしました。
妊娠報告の時期をまとめると…
- 妊娠が分かってすぐ…夫、実母、職場の上司
- 心拍確認後(つわりの時期)…職場のチームメンバー、親しいママ友
- 妊娠5か月(安定期)…職場の同僚
- 妊娠8か月…長男の保育園の先生、実母以外の親族
- 産後…会っていない友人
妊娠を報告した数が多いほど、万が一、流産・死産となったときに、それを知らせなければならない人も増えます。
だから、本音は「無事に出産できるまで人に知られたくない」でした。
でも、結果的には、職場を中心に早めに報告したおかげで、遠方への外出や、重い荷物を運ぶ作業などを代わってもらうこともできました。
それ以外の場面では、できるだけ気付かれないように、ふんわりした服を着たり、マタニティマークは隠しもって、優先席に座ったときだけ出すようにしていました。
しかし、8か月くらいからは、お腹が目立つようになって隠すのも難しくなり…。
自分から言う前に気付かれることもあれば、報告したら「…だよね!そうだと思ったよ!」と言われたり。
「あれ?妊娠?」と思っても、本人から言わないと聞きづらいもの。
日々接する相手にあまり長いこと知らせないのも迷惑かもなと反省。
そのほか、産前に会う予定のない知人友人には産後の報告でした。
まとめ:無理をしないために、必要な相手には早めの妊娠報告を
「流産しないか不安」
「まだ知られたくない」
というわたしの気持ちとは裏腹に、妊娠報告の時期は思ったより早くなってしまいました。
でも、不育症ママがいちばん大切にしないといけないのは、
自分の症状や体調に配慮しながら、無理せず安心して妊婦生活を送ることだと思います。
そのためには、必要な人には妊婦であることや、不育症の治療を受けていることを知らせて、支援をうけることが重要だと思いました。
一方で、遠方に住む親や友人など、報告しなくても直接迷惑がかからない相手へは、自分が伝えてもいいと思えるタイミングまで報告を先伸ばししても、決して失礼には当たらないと思います。
長いようで短い妊娠期間。
まずは、自分が心身ともに心地よく過ごすことを最優先に考えて、ストレスを減らすことが、この時期にいちばん大切なことだと思います。
コメント