こんにちは。不妊・流産・不育症経験者の やまだ ひまわりと申します。
わたしのブログでは、望まぬ現実(不妊・流産…)に直面したときに、いかに心おだやかに過ごすかを実体験をもとに書いているのですが…、
わたしは不妊治療をきっかけに、どうしたら幸せに生きられるのか?どうしたら幸せな気持ちを保ち続けることができるのか?を常に考えるようになりました。
なぜなら、悩みや不安は、ひとつ解決しても、また次々と出てくるから。
結局のところ、自分の心の在り方、考え方の習慣を変えないと、幸せは長続きしないのだと思います。
そんな中のコロナ禍で思ったこと。
それは、アフターコロナに、人の悩みは消えてしまうかもしれない!?ということです。
世界の主体はリアルからバーチャルへ
新型コロナウイルスの感染拡大により、あらゆるモノ、コト、手段が非接触、オンラインへと変わっていきました。
その変わり様を見ていると、「もうリアルな世界って必要ないのかな?」なんて気さえしてきたのは、わたしでけではないのではないでしょうか。
たとえば、オンラインゲーム。
『あつまれ どうぶつの森』が人気です。
このバーチャルの世界で、いろいろな自己実現できる。
コロナ下でできなくなった結婚式を挙げたカップルもいるとか。
それでは子育ても、バーチャルの世界に移行する時代が来る…?
現時点では「そんなバカな(笑)」とも思いますが、あらゆる当たり前をいとも簡単にひっくり返したアフターコロナの未来は、果たしてどう進むのか…。
決して考え過ぎではない気がしました。
創造主の神さまに、悩みはない
『あつまれ どうぶつの森』や『マインクラフト』。
ゲームの世界で、わたし達はすべてを自在にあやつれる創造主のような存在です。
これって、神さま?
神さまなら、わたしたちは何でも叶えることができますね。
それなら、自分が操るバーチャルの世界に悩みごとはありません。
だとしたら、“ホンモノの神さま”が創造するこの世の中は、“ホンモノの神さま”にとってはバーチャルな世界。
もしそうだとしたら、もうわたしたちが悩む必要など、なにもありません。
出来湧くことは、すべてハッピー。困ったことは神さまが何とかしてくれるもの。
この世界は実体のないもの
「なんだか、よくわからないよ…」と思われるかもしれません(笑)
でも、この世は「バーチャル」「実態がない」ということは、仏教でいう「空」の考え方とリンクしています。
「色即是空 空即是色(しきそくぜくう、くうそくぜしき)」とは、般若心経の一節。
「色」とは肉体、物質のこと。
「空」とは空っぽ、存在しないということ。
この一節では、
「色はすなわち空であり、空はすなわち色である」、物質=色は空(存在しない)のであるという意味になります。
この後、物質だけでなく精神・心もまた空である(苦しみや悩みは心が作り出すけど、それも空である)と続きます(受想行識 亦復如是)。
だから、苦しみも、悲しみも、辛さもないというのが般若心経の教え。
はるか古にお釈迦様が悟った心理に、オンラインゲームを通してたどり着くとは…。
心の悩みを消すには?
人間ならだれしも、つい、落ち込んでしまう、心配してしまうとき、辛いとき、悲しいときはありますよね。
不妊治療や妊活中は、気付けば脳内でネガティブキャンペーンをやっていることも。
そんなときは、脳内で宇宙をイメージして、神さまとつながってみる(そういうイメージを持つ)。
すべてのモノ、コトを俯瞰して世の中をみると、自分が抱えていると思っていた“悩み”は少しずつ霞んで見えなくなっていくのかもしれません。
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