【不妊治療が辛いとき】子どもがほしい理由をもう一度考えてみる

メンタルケア
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悩む自分に問いかけた「なぜ二人目がほしい?」

一人目を授かるまでには3年くらいかかりましたが、その3年間は不妊治療のステップアップ真っ最中で、とにかく走り続けていたので、辛かったけど、あまり考え込むことはなかったように思います。

しかし、二人目を望んでからの日々は、妊娠したのに流産を繰り返すし、そのうち、なかなか妊娠しなくなるし、悩みに悩みました。

そして、いろいろなことを自分に問いかけて、考え込むことが多かったです。

その問いのひとつが、そもそも
「なぜ二人目がほしいのか?」
ということでした。

もうひとり、いないとダメなのか?

わたしが求めているものって何なのか?

二人目に求めていたのは、幸せな時間

私はなぜ、もう一人生みたいと思っているのか?

まず思いついたのは、家族が多い方がにぎやかで楽しそうだから。

頭に浮かぶのは、兄弟が楽しそうに遊んでいるイメージで、
そんな空間にいれば、心安らぐ幸せな時間が得られると思いました。

つまり、二人いたほうが、いまよりもっと幸せな時間を送れそうと思っている、というわけです。

整理すると、
なぜ二人目がほしいの?→家族が多いほうがいいから
なぜ家族が多いほうがいいの?→にぎやかで楽しいから
なぜにぎやかで楽しいのがいいの?→そんな空間に幸せを感じるから

わたしが求めるゴールは「幸せ」でした。

幸せになりたいから、二人目がほしいと思っている。

これを、今度はゴールからたどってみます。

幸せになるには、どうしたらいいの?

「二人目がいるといい」

確かに、それも幸せを与えてくれます。ほかにもない?

「長男と、いましかできない体験をたくさんする」
「家族で、何か新しい趣味を始める」
「美味しいご飯を食べに行く」

どうやら、ほかの方法でも幸せを感じて、にぎやかで楽しい家庭は作れるかもしれません。

そして、いますぐに始められそうです。

子ども以外にも、幸せになるための選択肢をもっておく

ちょっと理屈っぽい話になってしまいましたが、多くの人は、
「子どもがほしい」
という願いの先には、
「さらなる幸せを手に入れる」
という、もっと大きな願いを持っているんじゃないかと思います。

「子どもがほしい」
ということと、それによって叶えたい
「さらなる幸せを手に入れる」という願いを分けて考えてみると、
その願いを叶える手段は「子ども」だけではないことが見えてきます。

別の選択肢も必ずあります。

「さらなる幸せを手に入れる」
というゴールに向かう選択肢を増やしておくことは、自分を癒すために有効だと思います。

子どもを望むことは何も悪くありません。

しかし、それが執着に変わってしまうと、自分で自分を苦しめることになってしまいます。

子どものを持つことはひとつの選択肢として、心をゆったりと構えて、できるだけ、いま手に入りそうな幸せをどんどん探して自分を満たしてあげることだと思います。

自分が幸せを感じることを、先延ばし、後回しにする必要はありません。

いまの自分を満たしてあげることは、最大の癒しです。

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